
ターゲットスキル⓶
成長に必要な「しなり」とは何か。
「しなる」という言葉の意味は、弾力があるため折れずにそり曲がった状態になること。
成長に必要なしなりとは、失敗等のマイナスな出来事があってもまた元の姿に戻れる回復力のことを指して言いました。
「マイナスの体験をなるべくさせずに成功体験を積むこと」これは、特別支援教育の中では良く言われることですが、年齢に応じてステージが変わると、これだけでは通用しなくなっていくと思います。
小さい時は成功体験を沢山積んで自己肯定感を育むことはとても大事。
ある程度大きくなると、世界も広がりマイナスの体験を回避することも難しくなります。
その時にどれだけしなれるか。いわゆるレジリエンスというものです。
この「しなり」について、定規と下敷きを使って例えて話しました。
「硬いと衝撃を受けたり力が加わると折れる。この衝撃とか加えられる力が失敗とかマイナスな経験としたら、硬くて一度折れると元には戻れない。柔らかくて弾力があって、もし力が加わっても曲がった後は元に戻る。これが回復力。この回復力をみんなに身に付けてほしいから、色々なスキルを身に付けてもらいたいと思っている」
「なるほど!!そういうことなんですね」
「そんな狙いがあったとは…」←笑。。。
そんな反応を示した高校生達。
最後に付け加えたのは
「折れないように厚みを分厚くすればいいと思うかもしれないけど、分厚すぎると図太いだけの人になるからね」
「笑」
しなやかな回復力、社会で生き抜くためには必要です!!
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