2024.01.24

かさこじぞう

ちょうど「かさこじぞう」を習っている男の子に本物の菅笠を見せてあげました✨
菅笠の作りを見ながら「こんなに作るのが大変なものを、おじぞうさまに５つもあげたじいさまは凄いね！！」


手作業でこれだけのものを作るのは大変なんだよ。
じいさまはすごく苦労して作ってたんだよ。
それを真心でじぞうさまにお供えできるじいさまの優しさ。
そんなことも伝わるといいなぁ～と持ってきました。




ここから少し地元ＰＲです。笑
この菅笠、スタッフの友人が高岡市役所の方にご縁を持っており、プレゼントしてもらったものです。
菅の栽培から笠骨づくり、笠縫い、出荷までの全工程を維持している富山県高岡市に福岡町という場所があります。
現在、日本全国の90％の菅笠をここで生産しております。
富山県の厳しい冬を越す福岡町の菅は全国でも高い品質を誇ります。雨除け、日除けとして農作業を支えてきた400年の伝統を持つ「伝統工芸品」。
職人の減少や儲からないという理由で、先人の生活の知恵からうまれた「工芸品」は衰退するばかり。
先人達が残してくれたものが失われないことを祈りたいです。
富山県に観光に行かれた際には是非、伝統工芸品にも触れてみてください✨
高岡銅器や錫などもあります。美味しい鮨も自慢です。
今、北陸は復興に向けて頑張っています。