2025.11.21

新しいお友達

新しくチャレンジクラスに入ってくれた子を迎え、みんなで自己紹介。


ただの自己紹介の練習だけではなく「自分のことを相手に知ってもらう」というファーストアクションだという意識を持ってもらいます。
立ち姿、話し方、相手の目を見て伝える…ということを確認し、実践をしてもらいました。


改めて「チャレンジクラスは何をする場所か」を確認しています。
⓵他者と仲良くするために、自分ができることを考える場所
⓶嫌なことあった時に、どのように相手に伝えたらいいのかを練習する場所
⓷どうしていいかわからなくなった時に、援助を求める練習をする場所
という３つのことを話しています。


ちょうど、この日学校でお友達に嫌なことをされ泣きながら来所してきた子がいました。
指導員から内容を聞き取りをしたうえで「泣いているけど、どんな気持ち？」と問うと「嫌な気持ち」と一言。
嫌な気持ちの中にも種類があることを伝え、本人には「悔しかったか悲しかったの、どっち？」と2択を出すと「悲しかった」と。
悲しかったんだね、そんな時どうする？と掘り下げていきました。


「その子にはちゃんと言った」とのことだったので「どんなふうに言ったのか、もう一回やってごらん」と、どんな声でどのように言ったのかをみんなにも確認してもらったところ「その声じゃ聞こえないわ」というフィードバックが返ってきました。


聞こえていないなら、言ったことにははいらないねという振り返りをし、先生にhelpを出すのか気持ちを切り替えるのかなどの選択肢の話もしています。
みんなで、嫌なことを言われた時、ごめんねと言われても許せない時などは、その場から離れることも方法としてあることなども話し合いました。
このように「こんな時どうする」「みんなならどうする」などを互いに話し合い共有しあう場所でもあることを伝えることができました。