
時と場合…こんな時どうする?
実生活で起きるトラブル。
危機管理を教えていくときに難しいなぁ…と思うのが「時と場合」
「友達にお金を貸してと言われた時にどうする?」の時に「いくら?って聞く」と答え、「それではいかん!」と言われた中学生の男の子。
日頃から一人でお買い物も上手にしますが、万が一トラブルに巻き込まれた時は?
人からお金を貸してと言われた時は?には、正しい行動ができなさそうです…💦
「どんなに仲のいいお友達でもお金の貸し借りはしちゃだめ」
「お金は貸せないの、ごめんねって断るんだよ」
これは、お友達を想定してのこと。
では、見知らぬ怖い人に「金貸して!!」と言われた時には…?
こんな時は「お金貸せないの、ごめんね」では済まされないことも想定してもらわなければ🤔
相手が暴力をふるってきたら?
身体を傷つける道具を持っていたら?
所持金を大人しく渡してその場から逃げることが正解になる場合もあるでしょう。
この「時と場合」を判断できるような力を身に付けてもらえるようにするには、どうしたらいいんだろう?いつも悩みます。
「怖そうな人なら逃げる」「強そうな人なら逃げる」この怖そうや強そうの判断をどこでしてもらうのがいいのか?
感じ方や考え方が人それぞれの時。感覚での判断の時。
これらがわかりにくい人はたくさんいます。
この日は「友達や知っている人ならはっきり断る」「知らない人なら逃げる」の択一で覚えてもらいました。
この伝え方が100%良いわけではありませんが、判断に困る場合、判断するまでの力がまだついていない場合は、具体的に状況等を設定してパターンとして覚えてもらわなければなりません。
生活の力を身に付けるための学習…指導員もどんな伝え方や考え方を持ち帰ってもらえばいいのかを、個々人それぞれのタイプに応じて考えています。
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